葬儀はいつ行う?一般的なスケジュール(桜川市さくらほーるこもり)| 【公式】茨城県桜川市の葬儀・家族葬なら《さくらほーるこもり》

Q 葬儀はいつ行う?一般的なスケジュール

「お葬式を出す」という経験は人生の中で何度もあることではありません。ですから「家族が亡くなった後、どれくらいの時間が経ってからお葬式を行うことが一般的なのかわからない」という方も珍しく無いと思います。
今回は葬儀日程の決め方や一般的なスケジュールをご紹介します。

一般的な葬儀の日程とは
日本では、人が亡くなってから24時間以内に火葬を行うことは法律で禁止されているため(一部の感染症に罹患していた場合を除く)、お葬式の日程を決める際には、逝去から24時間以上が経過してから火葬を行うように調整する必要があります。それ以外に決まりがあるわけではありませんが、火葬場の予約が取れない場合などを除けば、逝去から2、3日を目処にお葬式を行うことが一般的です。
具体的には、亡くなった日を1日目と数えて、2日目にお通夜を行い、3日目に告別式と火葬を行う、もしくは3日目にお通夜を行い、4日目に告別式と火葬を行うという方が多くなっています。近年ではお通夜を行わない1日葬も増えていますが、前述した通り亡くなってから24時間以内に火葬を行うことは法律で禁止されているため、逝去した時間にもよりますが、2日目に告別式・火葬を行うケースは稀です。

【2日葬】葬儀日程の事例①
11月26日 逝去
11月27日 お通夜
11月28日 告別式・火葬

【2日葬】葬儀日程の事例②
11月26日 逝去
11月27日 ご安置
11月28日 お通夜
11月29日 告別式・火葬


【1日葬】葬儀日程の事例
11月26日 逝去
11月27日 ご安置
11月28日 告別式・火葬

逝去後の流れ
ここでは一般的な逝去後の流れをご紹介します。

1日目
・病院や施設で亡くなった場合、自宅または葬儀会場へ故人を移動し安置します。
・僧侶や葬儀会社と打ち合わせを行い、葬儀日程や内容を決めます。
・親族や関係者に連絡します。
2日目
・故人様のお体をお清めする「湯灌」とお棺にお納めする「納棺」を行います。
・通夜式を行います。
・会食(通夜振る舞い)を行います。
3日目
・葬儀式、告別式を行い、出棺して火葬場に移動します。
・火葬と収骨を行います。
・式場に戻り会食を行います。
・ご自宅に後飾り祭壇を設置します。
※上記は一例です。ご家族や僧侶のご都合、火葬場や葬儀会場の空き状況等により、実際の流れは異なる場合があります。

葬儀日程を決める際のポイント
葬儀日程は葬儀社と打合せを行って決定します。その際に考慮しなければいけないポイントは以下の4つです。
①読経を依頼する僧侶の予定
②火葬場の予約状況や休業日
③参列する親族の都合
④風習やしきたり
上記4つの項目について詳しくご紹介します。


①読経を依頼する僧侶の予定
僧侶などの宗教者に葬儀を依頼する場合、スケジュールを調整する必要があります。基本的には僧侶の都合を優先しますが、どうしても日程が合わず、同じ宗派の別の寺院を紹介される場合もあります。
②火葬場の予約状況や休業日
火葬場には予約制の施設と、予約ができず当日先着順に火葬を行う施設があります。予約制の火葬場を利用する場合、予約ができなければ火葬もできないため、予約がとれる日に告別式と火葬を行うか、別の火葬場を探す必要があります。また多くの火葬場では友引や年末年始を休業日としているため、その日は火葬を行うことができません。
③参列する親族の都合
故人と関係が深い親族(配偶者・子ども・両親など)の予定についても配慮が必要です。配偶者や子ども以外でも、故人と関わりが深く参列を希望することが予想される親族などには、予定を確認することをおすすめします。親族が遠方に住んでいて移動に時間がかかる場合は、移動時間についても配慮が必要です。
④風習やしきたり
葬儀にまつわる風習について一例としてあげられるのは、「友引」にお葬式を行うことに対して「縁起が悪い」と感じて抵抗を持つ方がいるということです。


友引は中国から伝わった占いに使う暦「六曜」の中の1日で、もともとは「共引」という漢字が用いられていました。この日は「何事も決着がつかない日」といわれていましたが、時の流れとともに「友引」という漢字が当てられるようになり、それに伴い「友を引き込む」などと解釈されるようになりました。「友を引き込む」日なので、結婚式などのお祝いごとには良いとされていますが、お葬式を行うには縁起が悪いと思う人もいるというわけです。
お葬式と友引については友引に葬儀はできる?できない?葬儀と友引の関係を徹底解説!でもご紹介しています。
この他にも地域の風習や家族のしきたりなどについて配慮が必要となる場合があります。

まとめ
・日本では、人が亡くなってから24時間以内に火葬を行うことは法律で禁止されているため、お葬式の日程を決める際には、逝去から24時間以上が経過してから火葬を行うように調整する必要があります。
・葬儀日程を決める際には「僧侶の予定」「火葬場の予約状況や休業日」「参列する親族の都合」「風習やしきたり」について配慮が必要となります。

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