老人ホーム・介護施設でのお別れの流れ(つくば市メモリアルホール)|【公式】つくば市の葬儀・家族葬なら《メモリアルホール》

Q 老人ホーム・介護施設でのお別れの流れ

老人ホームや介護施設で亡くなった方のお葬式を行う際の流れを理解しておくことは、大切な人との別れをスムーズに進めるために非常に重要です。
この記事では、以下の点について詳しく解説し、適切な手続きや準備をするための情報を提供します。

【老人ホーム・介護施設】入居者の葬儀の流れ

老人ホーム・介護施設からの危篤・訃報連絡
老人ホームや介護施設から危篤や訃報の連絡が入ります。施設側は、遺族に対して故人の状況や死亡時刻を伝えるとともに、遺体の安置場所や遺品の管理など、引き続き行うべき手続きについて説明します。
葬儀社の手配
次に、遺族は葬儀社に連絡し、状況を伝えます。この時、入居施設の名称や所在地などを聞かれる場合がありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。葬儀社からはご逝去後の流れ等について説明があります。逝去後は、遺体の搬送や葬儀場の手配、お通夜や告別式の日程調整など、お葬式に関する手続きを、葬儀社がサポートしてくれます。
遺体の搬送と葬儀施行を別の会社に依頼することもできますが、費用が割高になる可能性が高いだけでなく、遺族の手間も増えるため、そのようなケースは稀であるといえるでしょう。
遺体の搬送
施設から遺族が指定した場所へ遺体を移動させることは可能です。住宅環境などの理由から自宅安置が難しい場合、葬儀社が運営する葬儀場や安置室に安置することもできます。ただし、多くの場合、1泊につき数万円の安置料金が発生します。
搬送後の流れについては葬儀・家族葬の流れに詳しくご紹介していますのでご参照ください。

施設内で葬儀ができる?
一部の老人ホームや介護施設では、希望者は施設内で葬儀を行うことができます。葬儀式場ではなく、老人ホームや介護施設で葬儀を行う場合のメリットを以下にご紹介します。

施設内での葬儀のメリット
・故人と親しかった施設のスタッフや入居者が参列しやすい
・故人が晩年を過ごした場所でお別れができる
・施設内での葬儀は、規模が小さくなることが多いため、費用が抑えられる場合がある
・身寄りが無い人も、施設に葬儀を依頼することができる。

施設内での葬儀の手続き

施設との相談
まずは施設側と相談し、施設内での葬儀が可能かどうかを確認します。施設によっては、葬儀が行える多目的ホールや式場を持っている場合があります。
葬儀社の手配
施設内で葬儀を行う場合も、葬儀社に依頼して手続きを進めることが一般的です。葬儀社は、遺体の安置や式場の設営、お通夜や告別式の進行などをサポートしてくれます。
施設との連携
施設内で葬儀をする場合は、施設スタッフや入居者との連携も大切です。施設の規則などを確認し、スムーズに葬儀を行えるように準備しましょう。
葬儀の進行
施設内で葬儀をする場合も、通常の葬儀と同様にお通夜、告別式、火葬・埋葬の手続きが行われます。ただし、一般葬と比べると参列者は少なく、小規模な葬儀となることが多いようです。
施設内での葬儀は、故人が晩年を過ごした場所で最後のお別れができるという意味で、遺族にとっても心に残るものになることが多いでしょう。また、施設のスタッフや入居者との連携が密に行われることで、故人に対する感謝や思い出を共有し、故人を偲ぶことができます。
ただし、施設内での葬儀が適切かどうかは、遺族の希望や故人と施設の関係によって異なります。遺族は、故人の意思や家族の希望を尊重しながら、最適な葬儀の方法を選択することが大切です。

まとめ
・介護施設や老人ホームで亡くなった場合、施設から安置場所に遺体を搬送し、葬儀の打ち合わせを行います。
・介護施設や老人ホームの中には、葬儀を行うことができる施設があります。施設内での葬儀を希望する場合は、可能かどうか事前に確認しておくと良いでしょう。
・介護施設や老人ホームで葬儀を行う場合、「故人と親しかったスタッフや入居者が参列しやすい」「故人が晩年を過ごした場所でお別れができる」などのメリットがあります。

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